信楽(滋賀県 甲賀市)の信楽焼・朝宮茶・観光スポットなどのローカル情報やライフスタイル最新情報|Sgr;(エスジーアール)

Sgr; 信楽ブランドプロジェクト

古着屋を信楽でやるからできること

福山 淳 JUN FUKUYAMA(信楽)

信楽にある古着屋siveL店長。神戸の古着屋で勤めた後、信楽にアメカジ古着・アンティーク雑貨を取り扱う古着屋siveL(シヴェル)を立ち上げた福山淳さん。同じものが1つとないヴィンテージの古着や雑貨に魅せられ、他の古着屋とは一線を画する仕入れが地元でじわじわと人気を博しています。また、大量消費の時代からリユース、リサイクルのポリシーを貫き、使われなくなった消防用ホースを使って小物を自主制作したり、地元の若者を巻き込んだ音楽フェスを主催されたりと地元愛がハンパない。


―お店をはじめるに至った経緯を教えて下さい。

高校生の時にヴィンテージブームでよく古着屋に行ってました。
カッコイイ店員さんに憧れ、将来古着屋を信楽でしたいと思い20歳で元町高架下で働き、22歳で店長となり、26歳で信楽に帰ってきて2009年に古着屋siveLをオープンしました。地元に古着屋がなかったのが一番の理由です。

―信楽で古着屋はかなり新鮮ですね!お店の特徴やこだわりを教えてください。

50-60年代のアメリカ製古着にこだわり、ミリタリー・ウエスタンといった時が経ってもベーシックなアイテムを中心に取り揃えてます。50-60年代はアメリカンカルチャーが豊富で、アート・ミュージックなど誰もが知っている有名なデザインが多数です。またヴィンテージよりも手軽に購入できるスタンダードなアイテムを高校生や若い人たちに共感していただきたいので、お手軽な古着にこだわりをもっています。その中でも、買い付けは僕のセレクトなので、古着屋siveLらしいラインナップです。

―昨年は夏に信楽初の音楽フェスを主催されたり、リサイクルホースプロジェクトを企画されたりしましたね。それぞれどういった思いがあったのですか?

これまで若者が集まる音楽イベントが信楽になかった、信楽出身のアーティストが結構いる、芸術の町だが陶器のイメージが強く、音楽をもっと自然に囲まれた最高のロケーションで味わってもらいたいと思い、初の信楽音楽フェスを立ち上げました。

 

ホースプロジェクトは消防団員である僕が、地元のために何かできないかと考えたときに、廃棄の消防ホースで皆さんに何かお返しできたらと思い始めたのがきっかけです。かねてから古着を扱うことにより大量生産大量消費ではなく、資源の有効活用であるリユース、それもモノが人と人とをつなぐといった心のこもった循環サイクルを目指しているからこそ、消防関係者以外馴染みの薄い消防ホースで、新しいものを作り出す「リメイク」は、まさに古着屋siveLならではの企画だったと思います。

―Sgr;は福山さんのようなクリエイティブで実行力のある人がこれからのローカル地域には必要だと考えていますが、信楽の若者は今後どういうことを大切にしていけばよいと思いますか?

大事なのは「行動力」だと思います。先輩が成し遂げてきた伝統を守りつつ、自分の強みを生かして新たに何か始める。信楽はええ意味で利用していただきたいですね。クリエイターや商売人がたくさんいる町は信楽ならではで、一人でできなくても協力してくれる人はたくさんいますので心強いです。だから、あれこれ考えず「今をいきいきと過ごし、楽しいと思える事をしましょう」と言いたい。若者が憧れるようなスタイルで我々中堅が道しるべとなって道を切り開いていくべきだと僕は思います。

―今後の夢や目標を教えて下さい。

信楽から世界へ、そして世界から信楽へ。もっと信楽を知ってもらい、世界中から人が訪れる町にしたい。信楽が元気でいれば自ずと甲賀市や滋賀県も盛り上がりますよね。だから信楽の古着屋にしかできないこと、信楽の古着屋だからこそできることをやって行きたいと思います。


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